
2025年2月7日
『なぞなぞなぞ シュールな空想画集』
著/ザ・プランクス+中川十内&マーガレットボーイ
(絵/ザ・プランクス+中川十内)
(文/マーガレットボーイ)
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定価:3850円(本体価格3500円+税10%)
B5判横型変形ハードカバー・104p
ISBN 978−4−909950−06-2
制作・発行/ K&M企画室
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内容紹介
アートブック『なぞなぞなぞ シュールな空想画集』には、ザ・プランクスが描いた優しく不思議な60枚の絵に中川十内が手を加えて制作した60点のイメージを収録。さらに、それぞれのイメージに、マーガレットボーイによって長短60編のオムニバス形式の物語が添えられたことで、絵と写真とテキストによるユーモラスでミステリアスな空想画集が誕生し、その世界観がより深く心にしみてきます。秘めたテーマは人生の不条理へのレジスタンスや癒し、愛、希望など多岐に渡り、一度だけでなく、読み返すたびに新たな興味を見つけられるかもしれません。
【Contents】
Introduction
ようこそ、なぞなぞなぞへ
ウェルカムパーティ
1/素っ裸 _ 6
2/消えた魚 _ 8
3/タイムトンネル _ 10
4/幸福な死 _ 12
5/超能力 _ 14
6/迫りくる危機 _ 16
7/待ち伏せ _ 17
8/祈りの力 _ 18
9/男と女のタイムラグ _ 19
シェフのファストフード
10/素性がバレバレ _ 21
11/フル回転 _ 22
12/ストレス _ 23
13/老医師 _ 24
14/色褪せたスター _ 25
15/影なんていらない _ 26
16/儚く消えていく _ 27
ワインセレクション
17/スカイダイビング _ 29
18/やわらかな不時着 _ 30
19/イカロスの向上心 _ 31
20/この世の終わり _ 32
21/美しき故郷 _ 33
メインディッシュⅠ
22/悲しい鳴き声 _ 35
23/樹上の逃亡者 _ 36
24/月に抱かれて _ 37
25/希望の聖母子 _ 38
26/人間の化石 _ 39
27/黄金郷 _ 40
28/パワースポット _ 41
29/生き残り _ 42
30/壊された田園 _ 43
31/ガリバーのように _ 44
32/なぞのヘリコプター _ 45
33/心の支え _ 46
34/空を飛んでみよう _ 48
35/狙われたサムライ _ 49
36/一縷の望み _ 50
37/ひたすら待つ _ 51
38/蚊の運命 _ 52
39/シェルターの功罪 _ 53
40/敏感な天使と鈍感な人間 _ 54
41/ひんしゅくを買う _ 56
42/発砲騒ぎ _ 58
43/おとぎ話 _ 59
44/伝説のカブ作り _ 60
メインディッシュⅡ
65/息子に息を吹き込む _ 63
46/祖父の哺乳びん _ 66
47/猫と隠居 _ 69
48/旅先の椿事 _ 72
49/冠の行方 _ 76
50/黒の不安 _ 78
51/メアリーの追憶 _ 80
52/夏の水盤 _ 82
53/金魚の歌 _ 86
54/消えたパントマイム _ 90
55/ムササビ、人間を知る _ 92
デザート&グッドナイト
56/ハニートラップ _ 94
57/いつでも絶叫 _ 96
58/種の分類 _ 98
59/花嫁の甲状腺 _ 99
60/ヒトは踊る _ 100
あとがき _ 102
【Profile】
ザ・プランクス The Pranks 絵画を中心に活動するアートユニットで、無意識下で描かれたかのような自由奔放な絵は、彼らによれば「遊んでいるだけ」だという。「絵を見て思わず物語を想像してしまうこと」に、絵の根源的な価値を見出しているプランクスの絵の物語性は、多様なジャンルの作り手たちとのコラボレーションを誘発している。 プロフィールの詳細は明らかにされていないが、『なぞなぞなぞ』の作品発表と同時に、彼らのポートレートだとされる絵も公開された。その不思議な絵によれば、彼らは男女二人のユニットに見える。 公式サイト https://www.thepranks.net 中川十内(なかがわ じゅうない) 1948年東京生まれ。商業カメラマンとして類いないアートセンスを発揮し、ファッション雑誌の寵児となる。その後も多くのメディアで活躍しながら、かたわら、ライフワークとして都会を彷徨い、好奇心のままにシャッターを押し続けている。2010年、インドのビハール州で開催された第1 回WAF (Wall Art Festival)にオフィシャルカメラマンとして参加。壁画作品やアートワークショップを撮影しながら、村で人々が力強く生きる様に心打たれ、家族の肖像を撮影、新しい境地をひらいた。 また、異分野とのコラボレーションワークにも積極的で、実験的な作品も国内外で数多く発表している。写真展「111の白昼夢」(2021)ではザ・プランクスとのコラボレーション作品111点を発表して注目を集めた。 公式サイト http://www.nakagawa-junai.com マーガレットボーイ Margaret Boy ザ・プランクスに参加する作家。『サタンに恋して』(英語版IN LOVE WITH SATAN)(2021)は、ザ・プランクスと中川十内の「111の白昼夢」全作品111点を制作順に並べ、一枚ずつキャプションを付けるように執筆していき、一つの物語に仕立てたスラップスティック風小説。
(本書の発売時のプロフィール)
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